①人口約1億人 平均年齢31歳の豊富な労働力
ベトナムの人口は、約1億人。
そして日本の平均年齢が47歳であるのに比べ、ベトナムの平均年齢は低く若い力が溢れる国です。
ベトナムは教育水準が比較的高く勤勉ながら、他国に比べても比較的賃金が安いことが進出企業にとって魅力の1つです。
②成長が期待できる国
1980年代のドイモイ政策により以降、外資受け入れ政策も取り入れ、急速な経済成長を遂げています。
2000年312億USDだった名目GDPは、2013年には1300億USDを超え、4倍以上にも成長。経済成長が年間5%~10%と加速的に進んでいることから、中間所得者層と言われる層が急速にできました。むしろ今後の伸びしろが大きい分、世界各国から市場としてのベトナムへの期待が高まってきております。
政府の新10カ年国家戦略で、課題であるインフラ整備、市場経済制度の整備を加速的に促進し、工業国化に取り組むことを掲げています。GDPにおいては、工業国家促進に伴って、2010年に1200ドルだった1人当たりのGDPを、2020年までに3000~3200ドルまで引き上げることを目標にして達成し、2021年には3697ドルに至っております。
チャイナ+1、アジアの中で成長が期待される国であるベトナムは、VIPの1つに入っております。
2023年中国のゼロコロナ政策が終わったことで、東南アジア各国の成長がより確実となり、中でもベトナムは6.3%以上の成長予測と群を抜いています。
また、ベトナム新規進出のもう1つのチャンスがこのコロナです。
これはリーマンショック後の時と同じ状況で、ベトナムの経済状況は新規投資状況にリンクする傾向があった為、2010年までは影響が強く残り、2012年、2013年にようやく横ばいになった状況でした。
この環境の中で進出された企業の中には、この後の2013~2019年の成長期にローカル企業や先に進出していた企業を追い抜くほど成長した企業も多数あります。
これから成長するベトナムで、これまでの構造が一度リセットされたとも言える環境の今はまさに新規進出のチャンスと言えます。
③親日的
日本企業の進出数は、ここ数年増加傾向が続いています。製造業が中心だった進出が、多種多様な業種の進出が進み、1900社を数えるまでになりました。日本企業の進出先にベトナムを選ばれる理由として、期待できる市場ということが当然ありますが、親日的な国民性ということもあります。
ベトナムの人々の中には、これまでの経済発展に協力的だった日本に対し好意的な感情を持つ人が多くいます。その親日度は、日本の文化を学ぶ学生数、日本語の習得率がアジアトップクラスということにも繋がっております。
ベトナムの人々の中では、工業製品、食品共に日本メーカー製品を信頼をしており、街中を埋め尽くすバイクはホンダ、ベトナム人が大好きな即席麵はエースコックがシェアNO,1、日系レストランうどんの丸亀製麺はベトナム人に大変人気です。
最近では寿司屋が生ものを食べなかったベトナム人に人気になるなど状況もどんどん変化しております。
ベトナム人の行ってみたい国上位には、常にあこがれの日本が入っています。
ベトナムは、ビジネスチャンスを感じて頂ける国です。
安価で豊富な労働力、優秀な人材の確保、成長性、日本語教育、親日。
最近ではインフラ環境も整い始めています。
例えられるのは、日本の昭和40年代。
当然何かしようとしてもまだ先進国と同じようにはいきませんが、購買力が高まってきており将来性溢れる国です。
探すとまだまだベトナムにはないサービスや商品もあります。
どの市場も開拓が始まったばかり、これからと言えます。
ベトナムホーチミンに実際にお越し頂くと感じるところがきっとあると思います。
ベトナム最大都市ホーチミン市は人口1,000万人超。
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